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農業従事者
粟野 秀 石川県金沢市出身 1985年生
2011〜2015年 農に携わる
2015〜2017年 無農薬農家にて研修
2018年 独立就農
栽培作物
トマト(ミニ、中玉フルーツ、大玉、加熱、ドライ用)
栽培面積
ビニルハウス7a 露地3a
農業を志したきっかけ
昔から環境問題に関心があり、大学時代に自然農の福岡正信さんの本「わら一本の革命」を読んで、環境に負荷をかけない農業の世界を知り、これだぁぁぁ!と感銘を受ける。
農業をダレから学んだか
石川県羽咋市で自然栽培塾1期生(2011年)として、農業を学ぶ。様々な有機農業の会や勉強会に出席していたが、専業農家になることを決意し、石川県の無農薬農家のエコ・ファーム奥野(白山市)と菊理農園(金沢市)、合わせて約2年半研修した後、「粟土舎」として2018年独立新規就農する。
なぜこの土地を選んだか
南砺の自然豊かな環境に惹かれ、農業するならここがいいと感じ、子育ての面においても、奥さんの親戚も近くにいて、子育ての環境もよく南砺に住むことを決断。水にこだわり、医王山側で農地を探していた。
日当りや湿度、湧水の場所や排水は大丈夫か。など、自足で農地を探し回っているうちに現在の圃場を紹介された。7〜8年耕作放棄され、2〜3mものススキや雑草が生え、化学肥料や農薬などの化学物質が抜け、土もある程度浄化されている。ここだぁぁぁ!とピンときた。
種や苗
今年は種苗屋から購入。固定種8割、交配種(F1)が2割。今年から種採りして、ゆくゆくは全て固定種に切り替え、この土地にあった強い種を繋いでいきたいと考えている。
なぜこのような農法を実践しているか
環境に負荷のかからない農法を実践している。ビニールハウスなど現代的な資材も使用して農業を行っているので、全てが厳粛な自然農という訳ではない。なるべく自然に寄り添った形で、心から本当に美味しいものをつくりたいという気持ちの方が強くなり、今はそこに重点をおいている。トマトを食べた人の「美味しい!」の一言でそれまでの苦労が全て報われるので、人の口に入るまではいつもとても不安でドキドキしている。
また、どんな場所で、どんな人が、どんな育て方をしてるのだろうかといった風土や物語も感じてほしいので、是非とも圃場に足を運んでいただきたい。自己満足だが、環境にも配慮し本当に美味しい物を作っていきたい。
大切にしていることは何か
作物を作る上で大切にしていることは、植物がいかに心地よく強く生きられるかどうかを常に考えながら作業している。
農業をしていて嬉しいとき
食べてくれた人が笑顔になる瞬間。
日々植物が成長して変化しているのを感じる時。
今後の夢は
直近の夢としては、農業でしっかり生計を立てられるようになること。大きい夢としては学校給食のオーガニック化。子どもが産まれてからその気持ちが強くなった。現状南砺市の小中学校の給食に少しずつオーガニックの米や野菜が使われていることはとても嬉しく感じる。
お客さんへメッセージ
美味し南砺の風土を感じてください!
美味しいトマトの食べ方を教えてください!
最後にあなたにとって農とは
歓び
イキイキしている植物のエネルギーを感じると、生きる活力や喜びにつながる。我が子を育てるみたいな感じでしょうか。毎日お世話して、寒いんか?いや、暑かったか?もう少し水ほしいのか?みたいな
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